９月の定期健診時に　12月の人間ドックに備えて
運動しても食事制限しても体重が落ちない
内臓脂肪を減らす飲み薬はないかと　主治医に相談したら
ツムラ防風通聖散は漢方薬だから飲んでみたらと勧められた
それから3ヶ月　飲み忘れることもなく
きちんきちんと　朝昼晩　食膳に服用した
人間ドックの前日まで服用して受診した

そしたらナント　肝臓関係の数値がすべて3桁に！
だるかったり疲れやすかったりしなかったか
この数値でふつうに生活できているのはすごい
肝硬変一歩手前と脅かされた
もちろん3ヶ月前は正常値

ひょっとしたらと　ツムラ防風通聖散を服用してると告げた
それが一番怪しいということで　すぐに服用を中止
たまたま1週間後に定期健診を入れていたので　再診
結果は　ほぼ半分ぐらいの数値に減少していた
ただ　半分でもまだまだ高いので3週間後に再再診

なんとか正常値に戻りました

気づかずに服用し続けていたらと思うとぞっとした

ダイエット目的で気軽に服用するような薬じゃなかったのか...

主治医によると
たまに漢方薬の成分の合わない人がいて
それがあてはまったのかもと...
漢方薬は同じような成分が入ったものが多いから
次になにか服用するときは　十分に気をつけたほうがいい
とのこと

インターネットで調べてみると...
重篤な副作用がいろいろあるらしい

間質性肺炎
肺の中で肺胞（肺の小さな空洞）の周りの組織で炎症が起こる疾患で
防風通聖散の服用で　まれに間質性肺炎が現れることがある

偽アルドステロン症
具体的に手足のしびれや筋力低下の症状が現れることがある
特定の薬物や製品を多く摂取することにより　発症することがある
防風通聖散には　「甘草（カンゾウ）」が含まれるため　偽アルドステロン症の発症につながる可能性がある

ミオパチー
筋肉の疾患や障害を総称した言葉で　防風通聖散の服用により
「甘草（カンゾウ）」由来のグリチルリチン酸が低カリウム血症の結果として現れることがある
脱力感や筋肉痛を感じる場合　ミオパチーに該当しているかも

肝機能障害・黄疸
肝機能障害が現れることがあり
具体的には　初期症状として発熱・発疹などが現れる場合が多い
これに伴い　黄疸（皮膚や白目の黄色化）も発生することがある